2022年03月08日

花粉症は海外でも増加

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

(一財)日本気象協会の「春の花粉飛散予測(第4報)」によると、今シーズンの花粉飛散量は、九州や東北は地域差が大きく、四国、中国、近畿の飛散量は少なく、東海、北陸、関東甲信、北海道は前シーズンより多い見込みだと言う。花粉症の患者は増加しており、今では国民全体の4割とも言われている。現在、スギやヒノキについて、花粉が少ない品種に植え替えが進められているが、花粉症患者は一向に減る様子はない。花粉症の問題は海外も同様で、有病者は増加しているという。

本稿では、花粉症をめぐる最近の動きとして、有病率の変化と、国や企業における取組を紹介する。

■目次

1――国内の花粉症の有病者は増加
2――海外でも花粉症有病率は上昇
3――国の対策
4――企業の対策
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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