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コロナ禍におけるがん検診受診動向(1)~国のがん検診受診政策・コロナ前までの動向

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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がんと診断される人は増加傾向にあり、男女ともおよそ2人に1人が一生のうちにがんと診断されるという。検査技術による早期発見の増加や医療技術の進歩により、がん患者の生存率は向上しており、5年相対生存率は6割を超えている。さらに、がん治療における平均入院日数は短くなっており、通院しながら治療を受ける患者が増えていること等から、近年、がん治療を続けながら日常生活を送る人が増えている。
こういった状況を背景に、国では「第3期がん対策推進基本計画」や「働き方改革実行計画」に基づき、がん検診受診の推奨や、治療と仕事の両立を社会的にサポートするための環境整備に取り組んでいる。
本稿では、国内におけるがん発症の動向、およびがん検診受診の動向、がん検診受診率向上に向けた政策の概要について紹介する。
■目次
1――はじめに
2――がん罹患等の現状
(1) 2人に1人が生涯でがんに罹患
(2) 5年生存率は向上
3――がん検診受診率の向上にむけた政策
(1) がん対策推進基本計画
(2) 推奨されているがん検診と受診率
(3) がんの知識
4――おわりに
(2022年03月01日「基礎研レポート」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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【コロナ禍におけるがん検診受診動向(1)~国のがん検診受診政策・コロナ前までの動向】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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