2021年10月08日

株式インデックス投資、何が良いか-先進国株、新興国株、米国株と日本株、どれを選ぶ?

金融研究部 研究員 熊 紫云

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■要旨
 
  • 2019年6月の「老後資金の2,000万問題」をきっかけに、人生100年時代の資産形成を始めたいと考える人が多くなっている。低金利環境が続いている中、預貯金以外の長期的な資産形成手段としては、株式インデックス投資がお勧めである。
    日本における代表的な4つの金融・経済危機(日本バブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマン・ショック、コロナ・ショック)を取り上げ、株価暴落直前に株式インデックスに投資した場合どうなるかを見てみると、価格が下がり損を抱えるリスクはあるものの、売らずに我慢して長期保有すれば損はしにくいことが分かった。
     
  • 金融・経済危機がいつ起きるか、株価の最安がいつなのかは事前には予測できない。人生100年を豊かにするためのお金を効率良く準備したいのであれば、株価の短期的な値動きに一喜一憂し、試行錯誤を重ねて短期売買するよりも、良い株式インデックスを選んで長期投資をして値上がりを待つ方が堅実である。
     
  • 株式インデックスとしては、米国株(ナスダック100、S&P500、ダウ平均)、米国株が7割以上を占める先進国株(MSCIコクサイ)などをはじめ、収益力、成長力が期待できるインデックスが良い。手元に資金があれば、勇気を出して、株式インデックスに投資してみてはどうだろうか。


■目次

1――はじめに
2――株式インデックスについて知るべきこと
  1|国内外における代表的な株式インデックスの紹介
  2|代表的な株式インデックスの過去の推移
3――株価下落直前に100万円を投資した場合、その後どうなる?
4――株式インデックスのリスク
5――株式インデックスの将来のパフォーマンス
6――まとめ

(2021年10月08日「基礎研レポート」)

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金融研究部   研究員

熊 紫云 (ゆう しうん)

研究・専門分野
資産運用・資産形成

経歴
  • 【職歴】
     2020年   日本生命保険相互会社入社
     2021年4月 ニッセイ基礎研究所へ

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員

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