コラム
2021年06月30日

はじめての不動産投資(3)-初心者には難しい不動産 (1)新築の不動産

金融研究部 准主任研究員 渡邊 布味子

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2. 新築の賃貸用不動産は不確定要素が多い

新築の不動産、特にアパート・マンションは、取得が比較的容易な投資用不動産の一つである。土地を持っていれば建物を建築すればよいし、既に建築されている不動産でも、業者が広告を用いて販売しているため、情報を得て購入するのは難しくない。

ただし、新築の賃貸用不動産から得られる資料は、中古の賃貸用不動産から得られる資料に比べて、不確定要素が多いため正確とは言えない情報もあり、新築の賃貸用不動産の価格の検証は、中古の賃貸用不動産の価格の検証よりも難しい。その違いについて、新築で、アパート・マンションなどの不動産を想定して述べてみたい。
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金融研究部   准主任研究員

渡邊 布味子 (わたなべ ふみこ)

研究・専門分野
不動産市場、不動産投資

経歴
  • 【職歴】
     2000年 東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行
     2006年 総合不動産会社に入社
     2018年5月より現職
    ・不動産鑑定士
    ・宅地建物取引士
    ・不動産証券化協会認定マスター
    ・日本証券アナリスト協会検定会員

    ・2022年、2023年 兵庫県都市計画審議会専門委員

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