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ヘッジコストの低下はいつまで継続するか

金融研究部 金融調査室長・年金総合リサーチセンター兼任 福本 勇樹
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- 2021年1月末の米ドル/円のヘッジコスト(資金調達コスト)は2020年1月末と比較して1.6%低下して0.39%であった。
- ヘッジコストの低下要因として、2020年3月のFRBによる利下げ、中銀間のスワップ取極などの大規模な資金供給策だけでなく、金融規制の一時的な緩和策も寄与したと考えられる。
- 2021年3月末に金融規制の一時的な緩和策の期限、2021年9月に9中銀とのスワップ取極の期限を迎える。
- これらの期限が延長されない場合、ヘッジコストが再び上昇する可能性がある。
(2021年02月16日「基礎研レター」)

03-3512-1848
- 【職歴】
2005年4月 住友信託銀行株式会社(現 三井住友信託銀行株式会社)入社
2014年9月 株式会社ニッセイ基礎研究所 入社
2021年7月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・経済産業省「キャッシュレスの普及加速に向けた基盤強化事業」における検討会委員(2022年)
・経済産業省 割賦販売小委員会委員(産業構造審議会臨時委員)(2023年)
【著書】
成城大学経済研究所 研究報告No.88
『日本のキャッシュレス化の進展状況と金融リテラシーの影響』
著者:ニッセイ基礎研究所 福本勇樹
出版社:成城大学経済研究所
発行年月:2020年02月
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