2018年03月12日

利回り低下が継続するヘッジ付き米国債

金融研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任   福本 勇樹

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■要旨
 
  • ヘッジ付き米国債の利回りの低下傾向が継続している。
     
  • ヘッジ付き米国債の利回りが低下している原因は、米国債利回りは上昇しているものの、それ以上にヘッジコストが上昇しているためである。
    特に、FRBによる利上げによって短期金利が上昇し、米国債のイールドカーブがフラットニングしていることが影響している。
     
  • それに加えて、FRBによるバランスシート縮小によって、米ドルの短期金融市場において需給環境がタイト化している兆候が見られる。
    そのため、今後は、FRBの利上げによる内外金利差の拡大だけではなく、短期金融市場の需給環境と連動することの多い内外金利差以外の要因によってもヘッジコストが上昇していく怖れがある。
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金融研究部   主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任

福本 勇樹 (ふくもと ゆうき)

研究・専門分野
リスク管理・価格評価

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