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- 米住宅着工・許可件数(20年12月)-着工、許可件数ともに市場予想を上回る伸び、戸建て主導の回復が継続
2021年01月22日
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1.結果の概要:着工、許可件数ともに前月から増加、市場予想も上回る
2.結果の評価:戸建て主導の回復が持続。20年10-12月期の住宅投資は2桁の伸びへ
住宅着工件数の伸びは、前月比+5.8%(前月:+3.1%)と4ヵ月連続のプラスとなった(図表3)。内訳をみると、集合住宅が前月比▲13.6%(前月:+9.1%)と3ヵ月ぶりにマイナスとなったものの、戸建てが+12.0%(前月:+1.4%)と2桁の伸びとなり全体を押し上げた(図表4)。
前年同月比では+5.2%(前月:+15.1%)とこちらも4ヵ月連続のプラスとなった。集合住宅が▲38.7%(前月:▲12.6%)と大幅なマイナスとなったものの、戸建てが+27.8%(前月:+28.1%)となり全体を押し上げた。これで戸建ての2桁の伸びは6カ月連続となった。
地域別寄与度(前月比)は、北東部が▲3.6%ポイント(前月:+5.2%ポイント)とマイナスに転じたものの、中西部が+3.9%ポイント(前月:▲1.2%ポイント)、南部が+2.9%ポイント(前月:▲2.5%ポイント)と前月からプラスに転じたほか、西部が+2.7%ポイント(前月:+1.7%ポイント)と6カ月連続でプラスを維持した。
前年同月比では+5.2%(前月:+15.1%)とこちらも4ヵ月連続のプラスとなった。集合住宅が▲38.7%(前月:▲12.6%)と大幅なマイナスとなったものの、戸建てが+27.8%(前月:+28.1%)となり全体を押し上げた。これで戸建ての2桁の伸びは6カ月連続となった。
地域別寄与度(前月比)は、北東部が▲3.6%ポイント(前月:+5.2%ポイント)とマイナスに転じたものの、中西部が+3.9%ポイント(前月:▲1.2%ポイント)、南部が+2.9%ポイント(前月:▲2.5%ポイント)と前月からプラスに転じたほか、西部が+2.7%ポイント(前月:+1.7%ポイント)と6カ月連続でプラスを維持した。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2021年01月22日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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