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2020年07月31日
欧州に忍び寄るコロナ第2波- 過去の危機の教訓は生かせるか?
03-3512-1832
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■要旨
- 欧州でも、感染拡大の「第2波」の兆候が見え始めるようになった。回復までに時間が掛かる場合には、政策で失業や企業の破綻を抑え続けることは次第に難しくなる。
- ユーロ圏では、コロナ前の2つの危機では、固定資本投資の水準が大きく低下し、失業率も危機前の水準に届くまでに長い時間を要した。
- 今後は、政策の見直しによる失業の急増を抑えつつ、新規雇用が見込まれる成長分野への労働力のシフト、投資を成長分野に向かわせることが今後の課題となる。
- 銀行は、コロナ危機への初期対応で経済の支え手として機能したが、今後は、与信費用を吸収し、経済を支える役割を果たせるかが問われる。
- コロナ危機の影響と政策対応力のミスマッチが、コロナ前からの圏内格差を増幅するおそれもある。
- EUのコロナ危機対応は、過去の2つの危機への対応に比べて、より速やかで、積極的だ。危機の性質の違いばかりでなく、過去の危機対応による規制・制度改革の蓄積があったこと、失敗が教訓となり、危機意識が働いたことがある。
- 復興基金は、コロナ危機を、欧州グリーンディールで掲げるグリーン化、デジタル化による経済・社会構造の転換への契機に変えるためのものだ。その成功の面でも、成長資金の供給役が期待される金融システムの安定の面でも、鍵を握るのは底上げだ。
■目次
・忍び寄る感染拡大第2波、経済活動の回復基調持続に黄信号
・厳しい感染封じ込め策とともに失業、企業の破綻阻止に動いた
・政策効果剥落で予想される失業増、成長分野への労働力シフト、投資停滞の阻止も重要に
・企業の破綻による銀行の不良債権増大が景気回復を阻害するリスクへの対処も必要
・コロナ危機の影響と政策対応力のミスマッチがコロナ前からの格差を増幅する
・2つの危機よりも速やかで積極的なEUの対応
・危機の性質の違いに加え、過去の危機対応の規制・制度改革の蓄積もあった
・危機対応の失敗が教訓となり、危機意識も働いた
・底上げの実現が、欧州グリーンディールの成功、銀行システムの安定維持の鍵
・忍び寄る感染拡大第2波、経済活動の回復基調持続に黄信号
・厳しい感染封じ込め策とともに失業、企業の破綻阻止に動いた
・政策効果剥落で予想される失業増、成長分野への労働力シフト、投資停滞の阻止も重要に
・企業の破綻による銀行の不良債権増大が景気回復を阻害するリスクへの対処も必要
・コロナ危機の影響と政策対応力のミスマッチがコロナ前からの格差を増幅する
・2つの危機よりも速やかで積極的なEUの対応
・危機の性質の違いに加え、過去の危機対応の規制・制度改革の蓄積もあった
・危機対応の失敗が教訓となり、危機意識も働いた
・底上げの実現が、欧州グリーンディールの成功、銀行システムの安定維持の鍵
(2020年07月31日「Weekly エコノミスト・レター」)
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