- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 暮らし >
- 消費者行動 >
- 新型コロナで増えた消費、減った消費(家計調査4月分より)-消えた外出型消費、テレワーク需要増、自家用車・自転車で代替
2020年06月10日
新型コロナで増えた消費、減った消費(家計調査4月分より)-消えた外出型消費、テレワーク需要増、自家用車・自転車で代替
03-3512-1878
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■要旨
■目次
1――はじめに~5月の消費者心理は4月より上昇、一旦底が見えたか
2――新型コロナによる消費の明暗
~消えた外出型消費、テレワーク需要増、自家用車・自転車で代替
1|減少した支出項目~旅行や航空、鉄道、外食などの外出型消費は9割減
2|増加した支出項目
~テレワーク需要一層色濃く、衛生用品の再流通、自家用車・自転車で代替
3――6月以降の消費行動
~じわり外出型消費が増えても低迷は続く、新たな需要や価値観変化の把握を
- 総務省「家計調査」によると、2020年4月の二人以上世帯の消費支出は前年同月比で実質11.1%減少した。内訳を見ると、4月は緊急事態宣言が発令されたことで、3月と比べて一層、外出型消費が減り、ほぼ消えたと言っても過言ではない状況だ。
- 巣ごもり需要は引き続き堅調だ。特にテレワーク関連需要が3月より色濃くあらわれている。パソコンやネット接続料の支出が一層増え、パスタや即席麺、電子レンジの支出も増えるなど、テレワーク中の手軽なランチ需要もうかがえる。チューハイ・カクテルや生鮮肉の支出も一層増え、家の中での食事を充実させる傾向もある。
- 鉄道や航空運賃などの交通関連の支出は大幅に減ったが、自動車や自転車の購入が増えており、近場の移動などの代替手段となっているようだ。現在、徐々に通勤や外出が再開されているが、未だウイルスの脅威は去っていない。一定層は引き続き、公共交通機関から自家用車や自転車の利用へとシフトすることが予想される。
- 6月以降は、経済活動の再開に伴い、外食や交通などの外出型消費がやや増える可能性がある。しかし、ワクチンなどの科学的な解決方法が登場しない限り、外出型消費は元に戻らずに、消費全体として低迷が続くだろう。また、今後は家計収入の減少や先行き不安から、必需性の高い消費以外は控える消費抑制傾向が強まる懸念もある。
- 一方で、暮らしが激変したことで消費構造や生活時間の構造も変わり、新たな需要が見込める領域もあるだろう。今、企業活動に求められることは、消費者の価値観や需要変化を丁寧に捉え、ビジネスのデジタル化を加速させることだ。
■目次
1――はじめに~5月の消費者心理は4月より上昇、一旦底が見えたか
2――新型コロナによる消費の明暗
~消えた外出型消費、テレワーク需要増、自家用車・自転車で代替
1|減少した支出項目~旅行や航空、鉄道、外食などの外出型消費は9割減
2|増加した支出項目
~テレワーク需要一層色濃く、衛生用品の再流通、自家用車・自転車で代替
3――6月以降の消費行動
~じわり外出型消費が増えても低迷は続く、新たな需要や価値観変化の把握を
(2020年06月10日「基礎研レター」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1878
新着記事
-
2026年01月23日
2026年の消費~緩やかな改善傾向のもとで進む「使い方」と「選び方」の変化 -
2026年01月23日
米個人所得・消費支出(25年10、11月)-10月以降も堅調な個人消費を確認 -
2026年01月23日
消費者物価(全国25年12月)-コアCPI上昇率は26年2月に2%割れの公算 -
2026年01月22日
省庁再編から25年など節目の年に考える社会保障改革論議-スピーディーな意思決定や縦割り打破に成果、政策形成に歪みも -
2026年01月22日
米国における日系企業の団体医療保険活用状況調査結果
お知らせ
-
2025年12月16日
News Release
令和7年度 住宅ストック維持・向上促進事業「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に関するシンポジウムの開催
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
【新型コロナで増えた消費、減った消費(家計調査4月分より)-消えた外出型消費、テレワーク需要増、自家用車・自転車で代替】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
新型コロナで増えた消費、減った消費(家計調査4月分より)-消えた外出型消費、テレワーク需要増、自家用車・自転車で代替のレポート Topへ









