2020年05月27日

日本株、下落前の水準に戻るのに3年以上かかる可能性

金融研究部 主任研究員 前山 裕亮

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■要旨
 
  • 現在、日本株式はPBRが1倍をやや上回った水準にある。
     
  • 当面、企業業績が低迷し、資本コストを上回るだけ収益が上がらず、株価はPBR1倍前後の水準が続くと思われる。
     
  • PBRが1倍程度の株価水準が続いた場合、今後3年では急落前の水準に戻らない可能性が高い。
     
■目次

1――半値戻した日本株式
2――PBR1倍前後の水準が続く可能性
3――株価は3年で元の水準に戻るのか
4――終わりに
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金融研究部   主任研究員

前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和総研入社
    2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
    2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
    2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
    2022年7月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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