2019年04月23日

政策指標としての「健康寿命」が抱える課題

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

2018年10月、厚生労働省は「2040年を展望した社会保障・働き方改革」を掲げ、多様な就労・社会参加の環境整備、健康寿命の延伸、医療・福祉サービスの改革による生産性の向上、給付と負担の見直し等による社会保障の持続可能性の確保を目的として、「健康寿命の延伸タスクフォース」を含む4つのタスクフォースを設置した。

「健康寿命の延伸タスクフォース」では、2019 年夏頃を目途に「健康寿命延伸プラン(仮称)」を策定することとなり(図表1)、「健康寿命のあり方に関する有識者研究会」と「健康寿命の延伸の効果に係る研究班」で健康寿命の現状や課題の整理が行われた。本稿では、研究会が3月に公表した報告について紹介する。

■目次

1――はじめに
2――報告書の概要
  1|論点の整理
  2|残された課題
3――おわりに

(2019年04月23日「保険・年金フォーカス」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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レポート紹介

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