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- 【12月米住宅着工、許可件数】着工件数は107.8万件と市場予想(125.6万件)を大幅に下回る。目立つ戸建ての回復遅れ
2019年02月27日
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1.結果の概要:住宅着工件数は市場予想を下回る一方、許可件数は予想を上回る結果
2.結果の評価:戸建ての回復が鈍い。10-12月期住宅投資は4期連続のマイナス成長が濃厚
住宅着工件数の伸びは、前月比▲11.2%(前月:+0.4%)と、18年6月以来となる2桁のマイナスに転じた(図表3)。集合住宅が▲20.4%(前月:+16.2%)と前月からマイナスに転じたほか、戸建ては▲6.7%(前月:▲5.9%)と、こちらは4ヵ月連続のマイナスとなり、回復の遅れが顕著となっている(図表4)。
一方、前年同月比は▲10.9%(前月:▲6.8%)と3ヵ月連続でマイナスとなった。こちらも集合住宅が▲11.8%(前月:+13.2%)とマイナスに転じたほか、戸建てが▲10.5%(前月:▲14.3%)と3ヵ月連続でマイナスとなっており、減少に歯止めが掛かっていない。
地域別寄与度(前月比)は、北東部こそ横這い(前月:+1.3%ポイント)となったが、その他の地域では、中西部▲1.6%ポイント(前月▲3.5%ポイント)、南部▲3.3%ポイント(前月比:+6.5%ポイント)、西部▲6.3%ポイント(前月:▲3.9%ポイント)と全ての地域でマイナスとなった。
一方、前年同月比は▲10.9%(前月:▲6.8%)と3ヵ月連続でマイナスとなった。こちらも集合住宅が▲11.8%(前月:+13.2%)とマイナスに転じたほか、戸建てが▲10.5%(前月:▲14.3%)と3ヵ月連続でマイナスとなっており、減少に歯止めが掛かっていない。
地域別寄与度(前月比)は、北東部こそ横這い(前月:+1.3%ポイント)となったが、その他の地域では、中西部▲1.6%ポイント(前月▲3.5%ポイント)、南部▲3.3%ポイント(前月比:+6.5%ポイント)、西部▲6.3%ポイント(前月:▲3.9%ポイント)と全ての地域でマイナスとなった。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2019年02月27日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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