2018年12月25日

ベーシック 米国生保業界の概要(2)米国生保の収入構造2017-米国生命保険協会のファクトブック掲載データから-

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任   松岡 博司

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■要旨
 
  • 米国生保協会の『ファクトブック』から「米国生保協会が消費者に伝えたいと描く自画像」を見るシリーズの第2回。今回は「米国生保会社の収入構造」を見る。
     
  • 2017年の米国生保業界の総収入は9,730億ドル。うち62%が保険料収入、29%が投資収益。
     
  • 保険料収入は2015年から2017年にかけ、3年連続で対前年マイナス。1986年に年金保険料が生命保険保険料を上回って以降、両者の差は拡大し、現在は年金保険料が生命保険保険料の倍以上となっている。
     
  • 総投資収益の52%を挙げる債券投資が投資収益の最大の源泉。次は普通株式投資の25.2%。
     
  • 2017年の総資産(一般勘定+分離勘定)の正味収益率は4.28%、分離勘定を含まない一般勘定資産のみの正味収益率は4.80%。ともに低下基調にある。
     
  • 営業利益では、年金事業が全体の55.6% を計上する稼ぎ頭である。

■目次

はじめに
1―― 米国生保会社の収入
2―― 保険料収入の状況
  1|保険料収入のトレンド
  2|生命保険からの保険料
  3|年金からの保険料
  4|医療保険からの保険料
3―― 投資収益と投資収益率
  1|投資収益
  2|投資収益率
4――営業利益NET GAIN FROM OPERATIONS
さいごに
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

松岡 博司 (まつおか ひろし)

研究・専門分野
生保経営・生保制度(生保販売チャネル・バンカシュランス等、主に日本生命委託事項を中心とする研究)

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