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超高齢社会の深化で必要性高まる多彩なハイテク福祉機器-「H.C.R.2018」の開発最前線に見るアートやICT、IoTの活用-

青山 正治
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はじめに
本稿ではその2018年の開催概要と新たな開発が進む福祉機器の動向を「福祉機器開発最前線」の多彩な機器について考察する。さらに福祉用具市場の中長期の動向を振返り、簡略に今後を展望する。
1――第45回目となる「国際福祉機器展2018」

「一般」については冒頭に記した以外にも、福祉や介護・医療関係の学生や中高校生の社会見学と思われるグループや団体も増えているようだ。今後、2025年や2040年という超高齢社会の節目を通過して高齢社会が深化していく中、現在の10代、20代の世代がこの大規模な福祉機器展を見学する意義は非常に大きいと筆者は考える。見学で生じる問題意識や様々な機器の存在を知っておくことが、将来、福祉機器を活用する人とのコミュニケーションを促進したり、社会での機器利用の促進に繋がることを期待したい。
2――特設ブース「福祉機器開発最前線」に見るアートやICT、I oTの活用
その4つのカテゴリーは以下のとおりとした。
カテゴリー1:新しい要素(アミューズメントやアート等)を取り入れQOLを向上
カテゴリー2:既存コンセプトの機器の高機能化や新機能を付加し新しい価値を創出
カテゴリー3:ICTやIoTを活用し障がい者の日常のコミュニケーションや移動を支援
カテゴリー4:簡単かつ高精度の身体状況の計測や脳科学の成果をハイテク機器で応用
(2018年12月18日「基礎研レポート」)
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