- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- ジェロントロジー(高齢社会総合研究) >
- 高齢者のQOL(生活の質) >
- もっと知ろう!福祉用具や介護ロボットのこと-国際福祉機器展や福祉用具のセミナーに参加してみよう-
もっと知ろう!福祉用具や介護ロボットのこと-国際福祉機器展や福祉用具のセミナーに参加してみよう-

青山 正治
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
自走用車いすや電動車いすの利用拡大は街(建物・道路等)のバリアフリー化が重要
私達の日常生活においても、電動車いすなどで活動する人の姿を見かける機会が増えてきている。電車などの交通機関においては、駅職員が折りたたみのスロープを広げている光景をよく目にするが、これによって車いすを使う人の活動範囲がますます拡大していると感じている。その背景には過去のバリアフリー新法(2006年12月施行 ※ハートビル法と交通バリアフリー法を一体化)による大規模なビル・ホテル・ホールなどの公共施設や空港・駅などの交通機関等の段差解消やスロープの設置、さらに駅から役所までの一連の経路を含む整備が、大きく奏功したと考えられる。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催を控えるなかで、より整備が進んでいくと思われる。
試乗して初めて分かること
高齢者の歩行能力の維持や移動支援

歩行能力低下の「転ばぬ先の杖」
「転ばぬ先の杖」ということわざがある。転んだ後にいくら杖を提供されても意味が無いということだが、この分野でもまさにそうである。脚力が衰えて転んだり、つまずいたりして器具を使っても遅きに失するように思うのである。むしろ、このような状態になる前に積極的に器具を活用し、それを通じて脚力のアップ、維持などを図った方がいいと思うのだが、いかがだろうか?
(2018年03月29日「研究員の眼」)
このレポートの関連カテゴリ
青山 正治
青山 正治のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2020/05/21 | 赤ちゃんの明るい笑い声の力-本物でもヒーリング・ロボでもパワーは同じ- | 青山 正治 | 研究員の眼 |
2020/05/18 | サービスロボットやICTの新たな利活用分野-防疫対策でのICTやロボット技術活用の可能性- | 青山 正治 | 研究員の眼 |
2019/09/11 | 介護ロボットの導入・活用への着実な取組-東京都の「次世代介護機器の活用支援事業」への取組 | 青山 正治 | 研究員の眼 |
2019/07/11 | 新しい放送メディアの開発と超高齢社会での活用-4K・8Kの普及やパブリックビューイングの展開を期待 | 青山 正治 | 研究員の眼 |
新着記事
-
2025年03月18日
長期投資の対象、何が良いのか-S&P500、ナスダック100、先進国株式型で良かった -
2025年03月18日
中国で求められる、働きやすく、子育てしやすい社会の整備【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(68) -
2025年03月18日
グリーン車から考える日本の格差-より多くの人が快適さを享受できる社会へ- -
2025年03月18日
気候変動:アクチュアリースキルの活用-「プラネタリー・ソルベンシー」の枠組みに根差したリスク管理とは? -
2025年03月18日
EUがIRRD(保険再建・破綻処理指令)を最終化-業界団体は負担の軽減とルールの明確化等を要求-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【もっと知ろう!福祉用具や介護ロボットのこと-国際福祉機器展や福祉用具のセミナーに参加してみよう-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
もっと知ろう!福祉用具や介護ロボットのこと-国際福祉機器展や福祉用具のセミナーに参加してみよう-のレポート Topへ