- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 社会保障制度 >
- 年金制度 >
- 欧米諸国の年金事情~隣の芝生は青いか~ 第7回 =スペイン編=
■見出し
1――遅れてやってきた高齢化社会~その背後には長い独裁政権の歴史~
2――公的年金~割とシンプルな制度~
3――私的年金~制度の充実はこれから~
4――問題はこれから~急速に増える政府の年金関連支出~
5――求められる厳しい財政運営~のしかかる複数のプレッシャー~
6――おわりに
■introduction
前回のレポートではイタリアの年金事情について整理をしましたが、今回はそのイタリアと並んで南欧を代表するもうひとつの国、スペインの年金事情を紹介したいと思います。少し古いデータになりますが、ドイツ、フランス、イタリアにスペインを加えた4ヶ国で行った年金に関する調査で面白い結果が出ています。質問は「自分の受け取る給与のうち、何パーセントが年金制度維持のために使われているか」というものです。これに正しく答えることができた人の割合はイタリアが最も高く、スペインが最も低いという結果となっています1。イタリアの人は年金への執着が強くて、スペインの人は淡々としているということなのでしょうか。実はこの背景にはスペイン独特の理由があるようです。今回はそんなスペインの年金事情を見て行きたいと思います。
(2013年02月18日「保険・年金フォーカス」)
このレポートの関連カテゴリ
取締役
前田 俊之 (まえだ としゆき)
研究・専門分野
前田 俊之のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2016/12/28 | これまでのNISAは何だったのか~「貯蓄から投資へ」の課題(その3)~ | 前田 俊之 | 研究員の眼 |
2016/11/30 | いま改めて考えるNISAの行方~「貯蓄から投資へ」の課題(その2)~ | 前田 俊之 | 研究員の眼 |
2016/11/25 | 頑張れ金融庁~「貯蓄から投資へ」の課題(その1)~ | 前田 俊之 | 研究員の眼 |
2016/09/21 | 頑張れiDeCo(イデコ)~亀には亀の魅力がある~ | 前田 俊之 | 研究員の眼 |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年09月24日
今週のレポート・コラムまとめ【9/17-9/20発行分】 -
2024年09月20日
英国金融政策(9月MPC公表)-今回は政策金利を据え置き -
2024年09月20日
消費者物価(全国24年8月)-既往の円安の影響で食料(生鮮食品を除く)の伸びが1年3ヵ月ぶりに拡大 -
2024年09月19日
米FOMC(24年9月)-政策金利▲0.5%引き下げを決定。20年以来となる利下げを開始 -
2024年09月19日
資金循環統計(24年4-6月期)~個人金融資産は前年比98兆円増の2212兆円と過去最高に、リスク性資産への投資が進む
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【欧米諸国の年金事情~隣の芝生は青いか~ 第7回 =スペイン編=】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
欧米諸国の年金事情~隣の芝生は青いか~ 第7回 =スペイン編=のレポート Topへ