- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 保険会社経営 >
- 保障ニーズを知ることの意義:生命保険 能動的加入者の視点から
保障ニーズを知ることの意義:生命保険 能動的加入者の視点から
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
生命保険加入者の行動変化を分析し、「能動的加入者」と「受動的加入者」を比較した。能動的加入者は自ら情報を収集し、商品を検討する主体的な顧客であり、特に「真性能動的加入者」は保障ニーズを明確に認識し、自分に合った保険を選択できる点が特徴である。2023年には能動的加入者が全体の半数以上を占め、その満足度も受動的加入者を大きく上回る結果となった。
しかし、若年層では保障ニーズの見極めが難しい場合が多く、さらなる情報提供や教育の重要性が指摘される。多様化するリスクに対応するため、自分自身の保障ニーズを理解することが保険選びの鍵となるだろう。
■目次
1――生命保険加入行動の変化
1|自ら調べた情報をもとに会社や商品を比較・検討して、加入する消費者の増加
2|定量調査における「能動的加入者」「受動的加入者」の定義
2――能動的加入者の増加
3――能動的加入者の特徴
1|性別、年齢別の特徴
2|満足度の特徴
4――保障ニーズを検討することが重要
(2025年01月28日「保険・年金フォーカス」)
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2025/11/06 | 働く人の飲酒量とリスク認識:適正化に気づくのはどのような人か | 村松 容子 | 基礎研レポート |
| 2025/10/29 | 生活習慣病リスクを高める飲酒の現状と改善に向けた対策~男女の飲酒習慣の違いに着目して | 村松 容子 | 基礎研レター |
| 2025/10/17 | 日本における「老衰死」増加の背景 | 村松 容子 | 研究員の眼 |
| 2025/09/18 | 保険適用後の不妊治療をめぐる動向~ARTデータとNDBデータの比較 | 村松 容子 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年11月18日
今週のレポート・コラムまとめ【11/11-11/17発行分】 -
2025年11月17日
タイGDP(25年7-9月期)~外需の鈍化と観光の伸び悩みで景気減速 -
2025年11月17日
【令和時代の2人の姿】入籍月の変化にみる「イマドキの選択」とは -
2025年11月17日
QE速報:2025年7-9月期の実質GDPは前期比▲0.4%(年率▲1.8%)-トランプ関税の影響が顕在化し、6四半期ぶりのマイナス成長 -
2025年11月14日
マレーシアGDP(2025年7-9月期)~内需は底堅く、外需は純輸出が改善
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【保障ニーズを知ることの意義:生命保険 能動的加入者の視点から】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
保障ニーズを知ることの意義:生命保険 能動的加入者の視点からのレポート Topへ










