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保障ニーズを知ることの意義:生命保険 能動的加入者の視点から

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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生命保険加入者の行動変化を分析し、「能動的加入者」と「受動的加入者」を比較した。能動的加入者は自ら情報を収集し、商品を検討する主体的な顧客であり、特に「真性能動的加入者」は保障ニーズを明確に認識し、自分に合った保険を選択できる点が特徴である。2023年には能動的加入者が全体の半数以上を占め、その満足度も受動的加入者を大きく上回る結果となった。
しかし、若年層では保障ニーズの見極めが難しい場合が多く、さらなる情報提供や教育の重要性が指摘される。多様化するリスクに対応するため、自分自身の保障ニーズを理解することが保険選びの鍵となるだろう。
■目次
1――生命保険加入行動の変化
1|自ら調べた情報をもとに会社や商品を比較・検討して、加入する消費者の増加
2|定量調査における「能動的加入者」「受動的加入者」の定義
2――能動的加入者の増加
3――能動的加入者の特徴
1|性別、年齢別の特徴
2|満足度の特徴
4――保障ニーズを検討することが重要
(2025年01月28日「保険・年金フォーカス」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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2025/01/28 | 保障ニーズを知ることの意義:生命保険 能動的加入者の視点から | 村松 容子 | 保険・年金フォーカス |
2024/12/20 | がんに関する知識とがん検診受診率・がんに関する備え | 村松 容子 | 基礎研レポート |
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