2024年07月01日

空き家の除却と物語-アップサイクルで繋がる空き家の物語-

社会研究部 研究員 島田 壮一郎

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■要旨

空き家問題の解決の方法の一つとして、空き家の除却が挙げられる。一方、空き家の価値として、物語の存在がある。除却することで物語が途切れてしまいその活用が出来なくなってしまう。そこで、本稿ではアップサイクルの視点から空き家の除却後の活用をしている事業について述べ、空き家の除却を行った上での物語の活用について考察する。

■目次

1――増加する空き家
2――空き家と物語論
  1|空き家に存在する物語
  2|空き家活用における物語
3――物語を続ける事業
  1|空き家の物語の断絶
  2|役割を果たした後の物語
4――除却後も物語を続けるために

(2024年07月01日「基礎研レポート」)

このレポートの関連カテゴリ

Xでシェアする Facebookでシェアする

社会研究部   研究員

島田 壮一郎 (しまだ そういちろう)

研究・専門分野
都市・地域計画、住民参加、コミュニケーション、合意形成

経歴
  • 【職歴】
     2022年 名古屋工業大学大学院 工学研究科 博士(工学)
     2022年 ニッセイ基礎研究所 入社
    【加入団体等】
     ・土木学会
     ・日本都市計画学会
     ・日本計画行政学会

週間アクセスランキング

ピックアップ

レポート紹介

【空き家の除却と物語-アップサイクルで繋がる空き家の物語-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

空き家の除却と物語-アップサイクルで繋がる空き家の物語-のレポート Topへ