2023年02月20日

コミュニケーションの促進に向けた対境住民の活用-外国人集住地区における異文化共生に向けて-

社会研究部 研究員 島田 壮一郎

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■要旨

外国人集住地区における課題が複雑化しているなかで、外国人住民の住民参加が求められる。そのためには日本人住民と外国人住民のコミュニケーションが不可欠になる。しかし、言語や文化の違いからコミュニケ―ションを行いにくいことが考えられる。そこで、組織間コミュニケーションで用いられる「対境担当者」に準えて、「対境住民」の活用を目指し、そのための方策を考察した。その結果、広義の文化活動への参加や理解の促進が重要であることが分かった。

■目次

1――はじめに
2――異文化共生に対する取り組み
3――対境担当者
4――外国人住民と日本人住民のコミュニケーションにおける対境住民
  1|外国人住民と日本人住民のコミュニケーションへの対境住民の活用
  2|対境住民の活用のための方策
5――おわりに
Xでシェアする Facebookでシェアする

このレポートの関連カテゴリ

社会研究部   研究員

島田 壮一郎 (しまだ そういちろう)

研究・専門分野
都市・地域計画、住民参加、コミュニケーション、合意形成

経歴
  • 【職歴】
     2022年 名古屋工業大学大学院 工学研究科 博士(工学)
     2022年 ニッセイ基礎研究所 入社
    【加入団体等】
     ・土木学会
     ・日本都市計画学会
     ・日本計画行政学会

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【コミュニケーションの促進に向けた対境住民の活用-外国人集住地区における異文化共生に向けて-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

コミュニケーションの促進に向けた対境住民の活用-外国人集住地区における異文化共生に向けて-のレポート Topへ