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若年層と中壮年層に着目した外国人の人口動態

金融研究部 主任研究員 吉田 資
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- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態および世帯数」によれば、日本人は減少し続けているのに対し、外国人が急速に増加している。人口減少局面に入った日本において、外国人の存在感は一層高まっている。
- 若年層(15歳~29歳)と中壮年層(30歳~64歳)に着目すると、日本人はどちらの層も減少する一方で、外国人はどちらの層も増加している。2013年度を100とした時、2017年度の外国人の若年層は144、中壮年層も116となり、特に若年層が大きく増加している。
- 外国人労働者の受け入れ拡大に向け、2018年11月に、新たな在留資格を創設する出入国管理法の改正案が閣議決定された。改正案では、今後5年間で最大34万人の外国人労働者の受け入れを見込んでいる。今後も外国人の増加が続く公算は大きく、住宅市場や労働需給への影響等、外国人の人口動態を注視する必要性が高まっている。
- そこで、本稿では、若年層と中壮年層に着目し、外国人の人口動態を概観する。
■目次
1――はじめに
2――外国人の人口動態
(1)概況
(2)外国人の若年層の状況
(3)外国人の中壮年層の状況
3――おわりに
(2018年11月28日「基礎研レポート」)

03-3512-1861
- 【職歴】
2007年 住信基礎研究所(現 三井住友トラスト基礎研究所)
2018年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
一般社団法人不動産証券化協会資格教育小委員会分科会委員(2020年度~)
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