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コラム
2024年06月13日
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順調なスタート
また、NISA口座からの買付も2024年1-3月に6兆1,791億円の買付が行われており、2023年1年間での一般、つみたて合計した買付額5兆4,096億円を既に超えてきている。
心配性な筆者の2つの懸念
これからは金融機関に期待
いずれにしても世間での資産運用や新NISAへの注目は、残念ながら年初と比べて確実に低くなってきている。新NISAの活用が今後さらに広がるには、これまで関心が高くなくNISA口座開設に至らなかった人に資産運用の必要性や新NISAを訴求することや、さらに口座開設後のサポートなどが今まで以上に求められるだろう。つまり、新NISA普及の担い手は制度拡充した政府から金融機関に移ったと言えそうである。
(ご注意)当資料のデータは信頼ある情報源から入手、加工したものですが、その正確性と完全性を保証するものではありません。当資料の内容について、将来見解を変更することもあります。当資料は情報提供が目的であり、投資信託の勧誘するものではありません。
(2024年06月13日「研究員の眼」)
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経歴
- 【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)
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