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- ユーロ圏失業率(2024年3月)-失業率は6.5%で横ばい推移
2024年05月07日
1.結果の概要:6.5%で横ばいの失業率が続く
1 bloomberg集計の中央値。以下の予想値も同様。
2.結果の詳細:若年失業率はコロナ禍後の最低値付近まで低下
ユーロ圏(20か国)の3月の失業率は6.5%となり、2月(6.5%)から横ばいとなった。23年11月以降、5か月連続で統計データ公表以来の最低値である6.5%で推移したことになる。なお、2月以前のデータにはほぼ改定がなかった。
失業者数は3月の前月差で9.4万人減となり、23年12月以来となる減少だった(図表3・4)。主要4か国では、ドイツ(0.7万人)が増加する一方で、イタリア(▲5.3万人)、フランス(▲2.1万人)、スペイン(▲1.3万人)が減少している。
3月の若年失業率は14.1%となり、2月(14.4%)から低下、23年4月に記録したコロナ禍後の最低値(14.0%)近くに迫った(前掲図表2)。また、若年失業率の過去データはやや改善方向に改定された(1月14.6→14.4%、2月14.6→14.4%)。若年失業者数は3月で225.9万人(前月差▲3.0万人)となり3か月連続の前月比減少となった。若年失業者数の水準はコロナショック直前(20年3月の234.9万人)をやや下回る状態で推移している(図表4)。
失業者数は3月の前月差で9.4万人減となり、23年12月以来となる減少だった(図表3・4)。主要4か国では、ドイツ(0.7万人)が増加する一方で、イタリア(▲5.3万人)、フランス(▲2.1万人)、スペイン(▲1.3万人)が減少している。
3月の若年失業率は14.1%となり、2月(14.4%)から低下、23年4月に記録したコロナ禍後の最低値(14.0%)近くに迫った(前掲図表2)。また、若年失業率の過去データはやや改善方向に改定された(1月14.6→14.4%、2月14.6→14.4%)。若年失業者数は3月で225.9万人(前月差▲3.0万人)となり3か月連続の前月比減少となった。若年失業者数の水準はコロナショック直前(20年3月の234.9万人)をやや下回る状態で推移している(図表4)。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
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経歴
- 【職歴】
2002年 東京工業大学入学(理学部)
2006年 日本生命保険相互会社入社(資金証券部)
2009年 日本経済研究センターへ派遣
2010年 米国カンファレンスボードへ派遣
2011年 ニッセイ基礎研究所(アジア・新興国経済担当)
2014年 同、米国経済担当
2014年 日本生命保険相互会社(証券管理部)
2020年 ニッセイ基礎研究所
2023年より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
(2024年05月07日「経済・金融フラッシュ」)
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