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身体活動基準2023~座位行動時間、筋トレに関する指針が追加

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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厚生労働省は、身体活動・運動分野の取り組みを推進するにあたって、身体活動・運動に関する推奨事項を10年ぶりに改訂し、「身体活動基準2023」として策定した。
2023年度まで使ってきた「身体活動基準2013」と比べると、成人と高齢者について、筋トレを週2日以上推奨することと、成人、子ども、高齢者いずれも座位行動が長くなりすぎないよう注意することが追加された。
中高年以降、筋力は低下の一途をたどり、高齢期における筋力の低下は、要介護状態となる要因の1つであることが知られている。また、筋トレは、フィットネスクラブやジムやトレーニング器具を利用したり、トレーナーの元で行うことが多いことから、個々人が自由にウォーキング等をする場合と比べると、経済効果が期待されることがあるという点で、注目される。
■目次
1――推奨されている運動・身体活動習慣~成人と高齢者には、新たに「筋トレ」が追加
2――筋トレ実施者の現状
1|筋トレ人口は増加傾向
2|筋トレの目的は、若年男性で「筋力増進・維持のため」、若年女性で
「肥満解消、ダイエットのため」、高齢男女で「健康のため」
3|高年齢者はフィットネスクラブやジムを利用、若年は自宅で実施も
3――筋トレ人口増加は、経済活性化への期待も大きい
(2024年03月29日「基礎研レター」)
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2003年 ニッセイ基礎研究所入社
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