2024年03月26日

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■要旨

コロナ禍で、自分自身の運動習慣を見直した人も多いのではないだろうか。しかし、運動習慣を身に着けるのは難しく、せっかく運動をはじめても、それを長期にわたって継続するのは難しい。

本稿では、スポーツ庁が公開している「スポーツの実施状況等に関する世論調査」の個票データを使って、1回30分以上の運動を週2日以上、1年以上継続している人の運動をする理由を分析し、週1日運動をしていた人が、厚生労働省が推奨するような運動習慣を継続するための秘訣を探りたい。

■目次

1――推奨されている運動習慣とは
2――週1日程度の運動実施者と、運動習慣をもつ人の運動をする理由
  1|週1日以上の運動をしていたのはおよそ半数。30分以上の運動を週2回、1年以上
   継続しているのは2割程度。
  2|週1日以上運動した理由は「健康のため」「体力増進・維持のため」「運動不足を
   感じるから」
  3|「頻度を増やす」「1回あたりの時間を延ばす」「継続する」を実現している人が
   運動した理由
3――運動実施頻度が週1日未満の人も多くが「運動不足」を感じている
4――運動習慣をもつためには、心身への効果への期待、自分なりの目標を持つこと、
 楽しみを見出すことが重要

(2024年03月26日「基礎研レポート」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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【運動を習慣化する秘訣】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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