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米国生保の契約者配当-米国では各社の配当利率の比較が行われている

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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従来より、米国の伝統的生命保険は有配当保険として構成されてきた。配当を通じて、契約者が支払う実質保険料が調整される仕組みである。近年は、無配当保険の販売が進んでいるが、終身保険等で有配当保険の取り扱いは続いている。
米国アクチュアリー会の研究機関は、2022年に配当についてのレポートを公表している。今回は、このレポートを中心に、米国生保の配当について、見ていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――米国における配当利率の表示
1|米国には生保各社の配当利率の比較サイトがある
2|配当を決定するための利率の募集文書表示には、所定のルールがある
3――配当の仕組み
1|配当は貢献差益の原則をもとに決められる
2|配当は総額と分配の両方を見ながら決められ
3|配当による保険料相殺を「保険料消滅」と呼ぶことは禁じられている
4|配当の計算方法には4つのものがある
4――配当と他の非保証要素の相違
5――おわりに (私見)
(2024年03月05日「保険・年金フォーカス」)
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保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
篠原 拓也のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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