- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 欧米保険事情 >
- 構造化年金のアメリカでの普及-第4の年金は、どういう特徴を持っているのか?
構造化年金のアメリカでの普及-第4の年金は、どういう特徴を持っているのか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
アメリカでは、2010年代に個人年金分野に新たな年金が登場している。近年、販売が徐々に拡大しているという。本稿では、この構造化年金について、概要をみていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――構造化年金の位置づけ
1|第4の年金の呼び方は定まっていない
2|構造化年金の販売は伸びている
3|構造化年金はリスク・リターンが変額年金と指数連動型年金の間にある
3――構造化年金の細部設定
1|運用成果を判定するまでの期間は、1年や2~3年、6年とするなど商品によりさまざま
2|指数は株価指数を用いるものが中心
3|運用不調時の契約者保護として、バッファ方式とフロア方式がある
4|運用好調時に契約者に付与する利回りは、キャップ方式が多い
5|手数料をゼロとして、運用成果が契約者のリターンにダイレクトに反映する商品が多い
4――構造化年金の契約者価格計算
5――構造化年金は有価証券として扱われるため、販売者にはライセンスが必要
6――おわりに (私見)
(2020年06月09日「基礎研レポート」)
このレポートの関連カテゴリ

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
篠原 拓也のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/05/27 | 気候指数 2024年データへの更新-日本の気候の極端さは1971年以降の最高水準を大幅に更新 | 篠原 拓也 | 基礎研レポート |
2025/05/20 | 「次元の呪い」への対処-モデルの精度を上げるにはどうしたらよいか? | 篠原 拓也 | 研究員の眼 |
2025/05/13 | チェス盤を用いた伝心-愛情と計算力があれば心は通じる? | 篠原 拓也 | 研究員の眼 |
2025/05/09 | 国民負担率 24年度45.8%の見込み-高齢化を背景に、欧州諸国との差は徐々に縮小 | 篠原 拓也 | 基礎研マンスリー |
新着記事
-
2025年06月16日
マスク着用のメンタルヘルスへの影響(1)-コロナ禍の研究を経て分かっていること/いないこと -
2025年06月13日
DeepSeekに見るAIの未来-近年のAI進化の背景とは -
2025年06月13日
年齢制限をすり抜ける小学生たち-α世代のSNS利用のリアル -
2025年06月13日
インド消費者物価(25年5月)~5月のCPI上昇率は+2.8%、食品価格の低下が続いて6年ぶりの低水準に -
2025年06月13日
欧州保険会社が2024年のSFCR(ソルベンシー財務状況報告書)を公表(2)-SCRの算出(内部モデルの使用状況と分散効果の状況等)-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
【構造化年金のアメリカでの普及-第4の年金は、どういう特徴を持っているのか?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
構造化年金のアメリカでの普及-第4の年金は、どういう特徴を持っているのか?のレポート Topへ