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行き場を失う日本のプラスチック廃棄物
金融研究部 准主任研究員・ESG推進室兼任 原田 哲志
近年では、廃プラスチックの輸出による処分は国際的な規制の強化により難しくなっており、国内での処理や資源循環体制の構築が求められている。プラスチック資源の循環には廃棄物の処理技術の向上とともに効率的な回収体制の構築や再生したプラスチックの利用先を確保する必要がある。プラスチックのリサイクルには様々な課題があるが、原油などの化石資源は限りがあることや廃プラスチックによる自然環境の汚染を防止するために循環型社会の構築が求められる。
■目次
1――プラスチック廃棄物による海洋汚染
2――行き場を失う日本のプラスチック廃棄物
3――プラスチック廃棄物のリサイクル方法に課題
4――海外でのプラスチックリサイクルの取組みと日本での課題
(2023年12月04日「基礎研レポート」)
03-3512-1860
- 【職歴】
2008年 大和証券SMBC(現大和証券)入社
大和証券投資信託委託株式会社、株式会社大和ファンド・コンサルティングを経て
2019年 ニッセイ基礎研究所(現職)
【加入団体等】
・公益社団法人 日本証券アナリスト協会 検定会員
・修士(工学)
原田 哲志のレポート
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