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2025年06月13日

DeepSeekに見るAIの未来 -近年のAI進化の背景とは

金融研究部 准主任研究員・サステナビリティ投資推進室兼任 原田 哲志

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■要旨

AI開発を行う中国の新興企業DeepSeekが開発したAIモデルが低コストでありながらベンチマークテストにおいてChatGPTと同等の高スコアを記録したことが注目された。生成AIモデルの開発は米国の主要テック企業が独占する状況から様々な企業や開発者に裾野が広がる可能性がある。また、ロボットへのAIの応用により従来のデジタル空間に限られていたAIの活用が今後現実世界に広がると考えられる。AIが進化していく中、これを積極的に活用していく姿勢が求められる。


■目次

1――DeepSeekの衝撃
2――DeepSeekのモデルの特徴
3――AIモデルの非連続な進化
4――AIの応用領域の拡大
5――おわりに

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年06月13日「基礎研レポート」)

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金融研究部   准主任研究員・サステナビリティ投資推進室兼任

原田 哲志 (はらだ さとし)

研究・専門分野
資産運用、ESG

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和証券SMBC(現大和証券)入社
         大和証券投資信託委託株式会社、株式会社大和ファンド・コンサルティングを経て
    2019年 ニッセイ基礎研究所(現職)

    【加入団体等】
     ・公益社団法人 日本証券アナリスト協会 検定会員
     ・修士(工学)

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レポート紹介

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