2023年09月05日

生活習慣病リスクを高める量の飲酒をする人の生活習慣・生活環境~男女とも食生活と関連。男性は服薬や持病、女性は同居家族と関連

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

生活習慣病リスクを高める量の飲酒をする人の割合は、男性では横ばいで推移しているが、女性では近年上昇している。女性の飲酒機会や飲酒量の増加の背景に、働く女性が増えたことが指摘されている。職場における飲酒機会ができたことや、飲酒する経済的、時間的自由を得たことが考えられる。

しかし、生活習慣病リスクを高める量の飲酒をする人の特徴や生活習慣などの情報も少ない。そこで、本稿では、ニッセイ基礎研究所が被用者(公務員もしくは会社に雇用されている人)を対象に行ったインターネット調査の結果を使って、リスクを高める量の飲酒を行っている人の生活習慣などの特徴を男女別に分析した。

■目次

生活習慣病リスクを高める量の飲酒をする人の割合は…
1――はじめに
2――使用したデータと分析方法
  1|使用した調査とリスクを高める飲酒の状況
  2|分析方法
3――回帰の結果
4――おわりに
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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【生活習慣病リスクを高める量の飲酒をする人の生活習慣・生活環境~男女とも食生活と関連。男性は服薬や持病、女性は同居家族と関連】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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