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気候変動と非感染性疾患(NCD)-極端な気象は、生活習慣病にどのような影響をもたらすのか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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気候変動は、人間の生命や健康に、さまざまな形で影響を与える。現在、日本で死因の大半を占めているのは、生活習慣病だ。気候変動と生命や健康との関係をみる上で、生活習慣病への影響をみることは不可欠と言えるだろう。
昨年、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のWG2(第2作業部会)が公表した第6次評価報告書では、気候変動と生活習慣病の関係について、これまでのさまざまな研究の結果がまとめられている。それらの研究内容をもとに、気候変動が生命や健康に与える影響を見ていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――NCD
1|現代の主要な死因はNCD
2|「健康日本21 (第二次) 」では、NCDと気候変動問題の関係は言及されていない
3――IPCC報告書
1|心血管疾患 : 寒冷や暑熱と関連がある
2|がん : 発がん性物質への曝露によりリスクが増大
3|呼吸器疾患 : さまざまな大気汚染物質の影響を受ける
4|糖尿病 : 体温調節性発汗が低下
4――おわりに (私見)
(2023年08月25日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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