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Z世代を1000文字くらいで語りたい(8)-テーマパークに着いたらまずすること

生活研究部 研究員 廣瀬 涼
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Z世代(1996年~2012年の間に生まれた層)の特徴を語る上で、欠かせない要素として「デジタルネイティブス」がある。デジタルネイティブスに関しては度々筆者もレポートで触れているので、ここでは詳しくは言及しないが、すごく簡単に言えば、インターネットがあるのが当たり前の時代に生まれた人々のことを指す。1995年にWindows95が発売したことで、家庭レベルでもインターネットは普及し、我々は正にゼロックスパロアルト研究所のマーク・ワイザーが提唱した「いつでも、どこでも、使いたいときにインターネットを使用することができる社会」=ユビキタス社会に身を置いているわけだが、デジタルネイティブスの議論においては、このユビキタスの側面とテレビや本といった従来のメディアとの情報収集の仕方や情報量の比較の側面に焦点が当てられることが多い。しかし、筆者は、インターネットの登場により、消費の仕方に大きな変化が生まれ、その影響を大きく受けたという事がデジタルネイティブスを語る上で重要な要素であると考えている。本レポートではその中でも「フリマアプリ」に着目し、フリマアプリを使う事が一般化したことによって散見され始めている、若者のフリマアプリにおける消費文化について認(したた)めていく。
■目次
1――ネットショッピングがない時代を知らない世代
2――消費での失敗に対する大きな受け皿としてのフリマアプリ
3――テーマパークに着いたらまずすること
4――Z世代のフリマアプリの消費文化
5――さいごに
(2023年08月16日「基礎研レポート」)

03-3512-1776
- 【経歴】
2019年 大学院博士課程を経て、
ニッセイ基礎研究所入社
・公益社団法人日本マーケティング協会 第17回マーケティング大賞 選考委員
・令和6年度 東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部若年支援課広報関連審査委員
【加入団体等】
・経済社会学会
・コンテンツ文化史学会
・余暇ツーリズム学会
・コンテンツ教育学会
・総合観光学会
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