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- 2022年度自社株買い動向~自己株式の取得を行う理由と株価の関係~
2023年05月10日
■要旨
2022年度のTOPIX構成銘柄企業の自社株買いは、設定金額が9兆円を超えてコロナ禍前の水準を大幅に上回り、設定件数もコロナ禍以前の水準まで回復した。
自社株買い設定の発表は一般的に株式市場では好感されることが多いが、2022年度も発表翌営業日以降平均して約2~3%、対TOPIXで上昇した。
特に自己株式取得の主な理由が株主還元である企業の株価上昇が顕著であった。
■目次
■設定金額、件数ともにコロナ禍前の水準を回復
■2022年度も自社株買いを株式市場は好感
■自己株式の取得を行う理由と株価の関係は
2022年度のTOPIX構成銘柄企業の自社株買いは、設定金額が9兆円を超えてコロナ禍前の水準を大幅に上回り、設定件数もコロナ禍以前の水準まで回復した。
自社株買い設定の発表は一般的に株式市場では好感されることが多いが、2022年度も発表翌営業日以降平均して約2~3%、対TOPIXで上昇した。
特に自己株式取得の主な理由が株主還元である企業の株価上昇が顕著であった。
■目次
■設定金額、件数ともにコロナ禍前の水準を回復
■2022年度も自社株買いを株式市場は好感
■自己株式の取得を行う理由と株価の関係は
(2023年05月10日「基礎研レター」)
03-3512-1855
経歴
- 【職歴】
2006年 資産運用会社にトレーダーとして入社
2015年 ニッセイ基礎研究所入社
2020年4月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)
森下 千鶴のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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