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2023年02月13日
英国GDP(2022年10-12月期)-小幅ながら前期比プラスに転じる
03-3512-1818
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1.結果の概要:小幅ながら前期比プラスに転じる
1 bloomberg集計の中央値。以下の予想も同様。
2.結果の詳細:財政支援措置が雇用者報酬、営業余剰を下支え
英国の22年10-12月期の実質成長率は前期比0.0%(年率換算0.1%)となり、7-9月期のマイナス成長(前期比▲0.2%)から、わずかながらプラスに転じた2。22年暦年の成長率は前年比4.0%と21年(7.6%)から減速した。22年10-12月期の実質GDPの水準はコロナ禍前(19年10-12月)と比べて▲0.8%となり、他の欧州各国と比較して回復が遅れている状況にある(図表2、ユーロ圏主要国と比べるとスペインより高いが、イタリア、フランス、ドイツより低い)。
成長率を需要項目別に確認すると、10-12月期は個人消費が前期比0.1%(7-9月期▲0.3%)、政府消費が0.8%(前期0.5%)、投資が1.5%(前期0.3%)、輸出が▲1.0%(前期9.4%)、輸入が1.5%(前期▲2.9%)となった。純輸出の前期比寄与度は▲0.81%ポイント(前期3.74%ポイント)だった。10-12月期は外需が落ち込む一方、内需は底堅い動きとなった。
名目GDPは10-12月期の前期比で1.3%(7-9月期は1.6%)、前年同期比7.0%(前期8.4%)、デフレータは前期比1.3%(前期1.8)、前年同期比6.6%(前期6.4%)となり、前年同期比で見たデフレータはわずかに加速した(図表5)。名目GDPを所得別に見ると、税・補助金が前期比▲22.5%と急減する一方、雇用者報酬(前期比1.1%)、営業余剰(同15.2%)はプラスを維持しており、エネルギー関連の財政措置によって民間所得が維持されている構図となっていることが分かる。
2 なお、9月にはエリザベス女王の国葬で銀行休日が設定されており、この反動で10月の伸び率は高めになりやすい点に留意する必要がある(四半期ベースでは10-12月期の成長率に反動が生じる)。
3 9月は前月比▲0.7%と大きく落ち込んでおり(ONSは9月の落ち込みの約半分が国葬に伴う銀行休日の影響であると指摘している)、10月にはその反動が生じていると見られる。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2023年02月13日「経済・金融フラッシュ」)
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