2022年09月16日

今後も底堅い日本株式~ただし、中長期では楽観視できない~

金融研究部 主任研究員 前山 裕亮

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■要旨
 
  • 日本株式は、米国株式の動向などに左右されながらも底堅く推移している。
     
  • 株価自体が割安な水準にある上に日本企業の業績も堅調であることが株価を下支えしているものと考えられる。
     
  • 今後も当面は米国株式の動向に左右されながらも底堅い展開が期待でき、堅調な業績が続けば下値が徐々に切りあがっていくと思われる。
     
  • ただし、中長期的には円高に反転、もしくは米景気後退に伴い企業業績が変調をきたす可能性がある点には注意が必要である。


■目次

1――意外と底堅い日本株式
2――2つの要因が株価を下支え
3――短期も中長期も米国次第?
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金融研究部   主任研究員

前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和総研入社
    2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
    2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
    2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
    2022年7月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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