2022年08月15日

米株高の賞味期限は?

金融研究部 主任研究員 前山 裕亮

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■要旨
 
  • 米国株式はインフレ鈍化期待から急反発している。
     
  • 今後も高値を維持できるのかは、短期的には米長期金利の動向が鍵になるが、これから9月20日、21日のFOMCあたりまでに、米長期金利が急上昇する可能性があるので注意が必要である。
     
  • 中長期的には、インフレが金融市場で現在考えられているように早期収束し、かつ景気・企業業績が今後も底堅く推移すれば現在の水準を維持できる可能性がある。ただ、本当にそのようになると判断するには楽観的で早計に思える。


■目次

1――インフレの鈍化期待から急反発
2――鍵を握る米長期金利の動向
3――中長期的には景気・企業業績とインフレの動向次第
4――最後に
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金融研究部   主任研究員

前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和総研入社
    2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
    2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
    2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
    2022年7月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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【米株高の賞味期限は?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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