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3月末での3回目のワクチン接種意向~接種意向は49歳以下と50歳以上で隔たり。副反応の不安・交互接種の不安は依然として高い

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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3回目の新型コロナウイルスのワクチンの接種が2021年12月から医療従事者を対象に始まり、1月頃から65歳以上が対象となり、その後、順次若い人も接種対象となった。いまだ新型コロナウイルスに対する特効薬はなく、基本的な感染予防対策とワクチン接種で感染や重症化を抑制するしかないことから、国は2回目の接種を終えた人全員に3回目の接種を勧めている。最近では、相対的に若年の感染が多いとされているが、4月11日に公表された年代別の3回目の接種率では、20~30代は20%台と、若年の接種率の低さが懸念されている。
本稿では、2022年3月にニッセイ基礎研究所が実施した「第8回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」の結果を使って、3回目のワクチン接種状況、および今後の意向、接種を希望しない理由について年代別に示す。
■目次
はじめに
1―― ワクチン接種状況
1|1~2回目のワクチン接種状況~12月末調査と大きな差はない
2|3回目のワクチン接種希望~49歳以下と50歳以上で隔たりが見られる
2――3回目のワクチン接種をすぐには希望しない理由
1|2021年12月からの変化
~“順番待ち”は減少。“副反応の不安”“ブースター・交互接種の不安”には大きな変化はない
2|年代別・接種意向別
~若年に多いのは「注射が苦手」「面倒」。高年齢に多いのは“ブースター・交互接種の
不安”や「基本的な感染予防対策で十分」
3――若年の3回目接種はこれから本格化。若年だけでなく、よりリスクが高い中高年への推奨も
引き続き重要
1|結果のまとめ
2|今後の3回目のワクチン接種に向けた示唆
(2022年04月21日「基礎研レポート」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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