- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融市場・外国為替(通貨・相場) >
- 世界各国の市場動向・金融政策(2022年3月)-急変動から安定化、資源国は株・通貨高
世界各国の市場動向・金融政策(2022年3月)-急変動から安定化、資源国は株・通貨高
経済研究部 主任研究員 高山 武士
5 ただし、前述の通り、ロシアが3月9日でMSCI新興国銘柄の対象外となっており、その影響が含まれている。
6 特に、ペルーはMSCIの組み入れ銘柄がそれぞれ3銘柄(2銘柄が資源関連)と少ないため、変動が大きい。
7 ただし、名目実効為替レートは2月15日時点の前月末比で算出しており、ロシアによるウクライナ全面侵攻前の数値。
8 エジプト中銀は同日、緊急の利上げ(8.75→9.75%)を実施している。資本流出や観光客の低迷で外貨不足が懸念されるエジプトはでは、通貨の下落を促すことでIMFからの支援を受けやすくするとの見方があり(REUTERS, Egypt devalues currency 14% after Ukraine war prompts dollar flight, March 22, 2022(22年3月31日アクセス))、実際、23日にはIMFの声明で、エジプトが支援を要請していることが公表された。声明のなかでは、為替レートの柔軟化は歓迎すべきことである旨が明記されている(IMF, International Monetary Fund Statement on Egypt, March 23, 2022(22年3月31日アクセス))。
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1818
- 【職歴】
2002年 東京工業大学入学(理学部)
2006年 日本生命保険相互会社入社(資金証券部)
2009年 日本経済研究センターへ派遣
2010年 米国カンファレンスボードへ派遣
2011年 ニッセイ基礎研究所(アジア・新興国経済担当)
2014年 同、米国経済担当
2014年 日本生命保険相互会社(証券管理部)
2020年 ニッセイ基礎研究所
2023年より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月07日
今週のレポート・コラムまとめ【4/30-5/2発行分】 -
2024年05月02日
為替介入再開、既に連発か?~状況の整理と今後の注目ポイント -
2024年05月02日
米FOMC(24年5月)-予想通り、6会合連続で政策金利を据え置き。量的引締めペースの減速を決定 -
2024年05月01日
ユーロ圏消費者物価(24年4月)-総合指数は横ばい、コア指数は低下 -
2024年05月01日
ユーロ圏GDP(2024年1-3月期)-前期比0.3%、プラス成長に転じる
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【世界各国の市場動向・金融政策(2022年3月)-急変動から安定化、資源国は株・通貨高】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
世界各国の市場動向・金融政策(2022年3月)-急変動から安定化、資源国は株・通貨高のレポート Topへ