2022年03月03日

コロナ禍におけるがん検診受診動向(2)~受診阻害要因・推奨間隔での受診促進要因

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

がんと診断される人は増加傾向にあり、男女ともおよそ2人に1人が一生のうちにがんと診断されるという。前稿では、国内におけるがん発症の動向、およびがん検診受診の動向、がん検診受診率向上に向けた政策の概要について紹介した。

本稿では、ニッセイ基礎研究所がおこなったインターネット調査を使って、厚労省が推奨する5つのがん検診について、どういった人ががん検診を受診しているのか(いないのか)、がんに対する考え方やがんに関する知識の有無で受診動向は異なるか等について紹介する。

■目次

1――はじめに
2――使用した調査
  (1) がん検診受診率
  (2) がんに関する知識
  (3) がんを怖いと思う気持ちの強さ
3――分析結果
  1|がん検診を受けていない人の特徴
  2|推奨受診期間内に受診している人の受診のきっかけ
4――おわりに
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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【コロナ禍におけるがん検診受診動向(2)~受診阻害要因・推奨間隔での受診促進要因】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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