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- 米住宅着工・許可件数(21年11月)-着工件数は前月、市場予想を大幅に上回り、21年3月以来の水準に回復
2021年12月17日
1.結果の概要:着工件数、許可件数ともに前月、市場予想を上回る
2.結果の評価:住宅市場の供給制約にも関わらず、着工件数は21年3月以来の水準に回復
住宅着工件数の伸びは前月比+11.8%(前月:▲3.1%)と3ヵ月ぶりにプラスに転じた(図表3)。内訳をみると、戸建てが+11.3%(前月:▲3.2%)、集合住宅が+12.9%(前月:▲2.8%)といずれも前月から2桁のプラスに転じた(図表4)。
前年同月比では+8.3%(前月:▲0.8%)と前月からプラスに転じた。戸建てが▲0.8%(前月:▲9.3%)と3ヵ月連続でマイナスとなった一方、集合住宅が+37.1%(前月:+27.3%)とプラス幅が拡大して全体を押し上げた。
地域別寄与度(前月比)は、中西部が▲1.1%ポイント(前月:+1.1%ポイント)と前月からマイナスに転じたものの、北東部が+1.9%(前月:▲1.6%ポイント)、南部が+9.7%ポイント(前月:▲1.0%ポイント)、西部が+1.3%ポイント(前月:▲1.5%ポイント)と中西部以外の地域ではいずれも前月からプラスに転じた。
前年同月比では+8.3%(前月:▲0.8%)と前月からプラスに転じた。戸建てが▲0.8%(前月:▲9.3%)と3ヵ月連続でマイナスとなった一方、集合住宅が+37.1%(前月:+27.3%)とプラス幅が拡大して全体を押し上げた。
地域別寄与度(前月比)は、中西部が▲1.1%ポイント(前月:+1.1%ポイント)と前月からマイナスに転じたものの、北東部が+1.9%(前月:▲1.6%ポイント)、南部が+9.7%ポイント(前月:▲1.0%ポイント)、西部が+1.3%ポイント(前月:▲1.5%ポイント)と中西部以外の地域ではいずれも前月からプラスに転じた。
一方、全米建設業協会(NAHB)による戸建て新築住宅販売のセンチメントを示す住宅市場指数は、12月が前月比+1ポイントの84(前月:83)と、4ヵ月連続の上昇となったほか、21年2月以来の水準に回復した(図表7)。
内訳は販売見込みが84(前月:84)と横這いとなったものの、販売現況が90(前月:89)、客足が70(前月:69)と前月比+1ポイント上昇した。
NAHBチーフエコノミストのディーツ氏は住宅市場にとって最も差し迫った問題は在庫不足としたほか、建設は増加したものの、建材価格の上昇や労働力不足、住宅建設用地の不足などの供給制約に直面しているとしており、住宅市場の供給制約は厳しい状況が続いていることを指摘した。
内訳は販売見込みが84(前月:84)と横這いとなったものの、販売現況が90(前月:89)、客足が70(前月:69)と前月比+1ポイント上昇した。
NAHBチーフエコノミストのディーツ氏は住宅市場にとって最も差し迫った問題は在庫不足としたほか、建設は増加したものの、建材価格の上昇や労働力不足、住宅建設用地の不足などの供給制約に直面しているとしており、住宅市場の供給制約は厳しい状況が続いていることを指摘した。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
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(2021年12月17日「経済・金融フラッシュ」)
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【米住宅着工・許可件数(21年11月)-着工件数は前月、市場予想を大幅に上回り、21年3月以来の水準に回復】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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