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9月末での3回目のワクチン接種意向~高年齢者と、重症化・治療への不安、ワクチンへの高評価、小6以下の子どもがいる人の意向が高い

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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新型コロナウイルス感染症のワクチンの3回目の接種が始まる。現在、3回目の接種は、2回目の接種を終えた18歳以上で、2回目の接種から原則8か月以上(6か月以上も容認)1経過した人を対象とする。開始時期は、2回目までの接種を先行している医療従事者が来月、高齢者が来年1月からと発表されている。
ニッセイ基礎研究所が実施した「第6回新型コロナによる暮らしの変化に関する調査2」では、3回目以降の接種意向を尋ねている。現在のところ、3回目接種後の効果や効果の持続性、副反応についての情報は多くないため、接種するかどうかを決めかねている人も多く含まれると思われるが、9月末時点での接種意向について紹介する
1 3回目の接種対象は2回目の接種から8か月以上経過をした人を対象としてきたが、厚生労働省 第26回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(2021年11月15日)で、感染予防効果は2回目の接種後6か月で低下していることが報告され、6か月以上の人も容認する方針が報じられた(2021年11月15日 日本経済新聞「ワクチン追加接種「2回目から6カ月後」も容認 厚労省」等)。
2 20~74 歳男女個人を対象とするインターネット調査。2021 年 9 月 22 日~29 日実施。有効回答数 2,579。詳細は、「第 6回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要をご参照ください。
■目次
1――3回目以降の接種を希望するのは全体の半数程度
2―― 重症化、治療への不安、ワクチンへの高評価、小6以下の子どもがいる人で意向は高く、
中長期的な副反応が生じる不安、高齢家族との同居で意向は低い
3―― 9月末時点での3回目のワクチン接種意向のまとめ
(2021年11月16日「基礎研レポート」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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