2021年04月28日

健康経営は継続的な取り組みが重要

金融研究部 研究員 森下 千鶴

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■要旨

2021年3月4日に「健康経営銘柄2021」が発表された。7回目となる今回は29業種48社が選定され、そのうちの6社は2015年の表彰開始から7回連続の選定となった。
 
従業員等の健康維持・増進に取り組むことは、企業のブランド力向上、業務の生産性をあげる等の好循環をうむための一つの手段である。健康経営の効果は業績や株式価値に即座に反映されるとは限らない。しかし、継続的に取り組むことで、組織の活力や生産性が向上し、その結果として将来の企業価値向上や株式価値向上に繋がることが期待される。

■目次

■評価ポイントはPDCAサイクルの確立
■企業の健康経営度の高さは株式価値に反映されるか
■長期的な視点での企業価値向上、株式価値向上に期待
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金融研究部   研究員

森下 千鶴 (もりした ちづる)

研究・専門分野
株式市場・資産運用

経歴
  • 【職歴】
     2006年 資産運用会社にトレーダーとして入社
     2015年 ニッセイ基礎研究所入社
     2020年4月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)

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