2019年03月15日

健康経営は株価に影響を与えるのか?-残余利益モデルに基づく評価

水野 友理那

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■要旨

先月、「健康経営銘柄2019」が公表された。健康経営銘柄は、経済産業省が実施する「健康経営度調査」に回答した東京証券取引所上場企業から選定される。制度開始から5年が経過し、健康経営に対する意識は広がりつつある。実際、回答企業数は最も多く、初年度から3.7倍も増加した。

健康経営*によって、企業価値が向上することが期待されているため、投資家は健康経営銘柄を評価していたかを分析した。分析の結果、統計的に有意ではないものの、健康経営銘柄に採用された銘柄とそれ以外の銘柄との間には、投資家による評価に差があることを確認した。
 
* 健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標
Xでシェアする Facebookでシェアする

このレポートの関連カテゴリ

水野 友理那

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【健康経営は株価に影響を与えるのか?-残余利益モデルに基づく評価】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

健康経営は株価に影響を与えるのか?-残余利益モデルに基づく評価のレポート Topへ