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ジェロントロジーとは?-人生100年時代の基礎知識
基礎研REPORT(冊子版)12月号[vol.285]
生活研究部 主任研究員・ジェロントロジー推進室兼任 前田 展弘
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ジェロントロジーとは、『人生100年時代の基礎知識』
ジェロントロジーの歴史は実は古く、すでに1世紀の時が経っている。1903年にフランス・パスツール研究所のメチニコフ博士が長寿に関する研究をジェロントロジーと命名したとされ、1930年代以降、主にアメリカを中心に発展してきた。現在もアメリカでは約250の大学や研究機関でジェロントロジーの研究や教育が進められている。日本では1960年代以降、日本老年学会を中心とした学会での活動は行われてきているが、世間一般までの広がりはなかったように思われる。しかしながら、人生100年時代の到来とともにようやく日本でも、長寿時代の新たな生き方、超高齢社会のあり方、高齢者市場の開拓の仕方などが模索されるなかで、ジェロントロジーへの関心と注目が高まってきているということなのであろう。
ジェロントロジーに含まれる知識
* 筆者がジェロントロジーの実態を踏まえて整理した解釈。ジェロントロジーの定義に関しては、『現代エイジング辞典』(1996年)では「老年学は人口の高齢化にともなって起きてきた種々の変化や問題を解決するために、生物学、医学、心理学、経済学、社会学、社会福祉学、建築学などの自然科学と社会科学の関連した科学の協力によってできた総合科学」とされる。
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生活研究部 主任研究員・ジェロントロジー推進室兼任
前田 展弘 (まえだ のぶひろ)
研究・専門分野
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)、超高齢社会・市場、QOL(Quality of Life)、ライフデザイン
03-3512-1878
(2020年12月08日「基礎研REPORT(冊子版)」)
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