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- ユーロ圏失業率(2020年8月)-8%台までじわりと上昇
2020年10月02日
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1.結果の概要:8%台までじわりと上昇
1 bloomberg集計の中央値。以下の予想値も同様。
2.結果の詳細:金融危機時より増加数が小幅な状況
各国の雇用維持政策の状況を見ると、フランスは最大2年間利用できる制度、イタリアは年末にむけ18週間利用できる制度を導入(いずれも7月から)、ドイツやスペインでは既存制度の延長(ドイツは21年1月2末、スペインは21年1月末まで)を決定するなど、欧州主要国では内容を調整しつつ、少なくとも年内も継続を決めている。そのため、今年については失業率の悪化ペースは小幅な上昇にとどまると思われる。ただし、欧州では感染第2波の拡大により封じ込め政策を強化している地域・業種があり、経済・雇用環境は厳しい状況が続いていると言えるだろう。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2020年10月02日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- 【職歴】
2006年 日本生命保険相互会社入社(資金証券部)
2009年 日本経済研究センターへ派遣
2010年 米国カンファレンスボードへ派遣
2011年 ニッセイ基礎研究所(アジア・新興国経済担当)
2014年 同、米国経済担当
2014年 日本生命保険相互会社(証券管理部)
2020年 ニッセイ基礎研究所
2023年より現職
・SBIR(Small Business Innovation Research)制度に係る内閣府スタートアップ
アドバイザー(2024年4月~)
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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