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- 米住宅着工・許可件数(20年5月)-着工件数は97.4万件と前月比+4.3%の増加に転じるも、市場予想(110.0万件)は下回る
2020年06月18日
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1.結果の概要:着工、許可件数ともに前月から増加に転じるも、市場予想は下回る
2.結果の評価:住宅着工・許可件数はは5月に住宅市場が底入れした可能性を示唆
住宅着工件数の伸びは、前月比+4.3%(前月:▲26.4%)と1959年の統計開始以来最大の落ち込みとなった前月から4ヵ月ぶりにプラスに転じた(図表3)。内訳をみると、戸建てが+0.1%(前月:▲23.4%)、集合住宅も+15.0%(前月:▲33.2%)といずれも前月から増加に転じた(図表4)。
前年同月比では▲23.2%(前月:▲26.3%)と2ヵ月連続で2桁のマイナスとなった。内訳は戸建てが▲17.8%(前月:▲22.0%)、集合住宅が▲33.1%(前月:▲35.5%)であった。
地域別寄与度(前月比)は、南部が▲9.7%ポイント(前月:▲10.6%ポイント)、中西部が▲0.2%ポイント(前月:▲2.1%ポイント)と減少が続いた一方、北東部が+0.6%ポイント(前月:▲2.1%ポイント)と増加に転じたほか、西部が+11.1%ポイント(前月:▲10.7%ポイント)と大幅な増加に転じ全体を押し上げた。
前年同月比では▲23.2%(前月:▲26.3%)と2ヵ月連続で2桁のマイナスとなった。内訳は戸建てが▲17.8%(前月:▲22.0%)、集合住宅が▲33.1%(前月:▲35.5%)であった。
地域別寄与度(前月比)は、南部が▲9.7%ポイント(前月:▲10.6%ポイント)、中西部が▲0.2%ポイント(前月:▲2.1%ポイント)と減少が続いた一方、北東部が+0.6%ポイント(前月:▲2.1%ポイント)と増加に転じたほか、西部が+11.1%ポイント(前月:▲10.7%ポイント)と大幅な増加に転じ全体を押し上げた。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2020年06月18日「経済・金融フラッシュ」)
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03-3512-1824
経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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