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- 不確実性の高まる世界において。不動産投資を再考する(1)-新型コロナウイルス出現は必然か?感染拡大により顕在化した不確実性
不確実性の高まる世界において。不動産投資を再考する(1)-新型コロナウイルス出現は必然か?感染拡大により顕在化した不確実性
金融研究部 主任研究員 佐久間 誠
- 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界経済は1929年に始まった世界恐慌以来の景気後退に陥ると予想されている。不動産市場もその影響を免れることはできず、曲がり角に直面している。
- 新型コロナウイルスのパンデミックは想定外の出来事だったが、それがいみじくも示したのは、脆弱化したシステムと、より大きく複雑化したネットワークによって築かれた、不確実性の世界である。
- 本稿では、不確実性という概念について整理した上で、近年、経済や金融において不確実性が高まっている背景を示す。
■目次
1. 新型コロナウイルス拡大により顕在化した不確実性
2. 不確実性とは?
3. 不確実性の時代
(1) 世界の社会・経済・環境システムの脆弱化
(2) ネットワークの拡大・複雑化
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- 【職歴】 2006年4月 住友信託銀行(現 三井住友信託銀行) 2013年10月 国際石油開発帝石(現 INPEX) 2015年9月 ニッセイ基礎研究所 2019年1月 ラサール不動産投資顧問 2020年5月 ニッセイ基礎研究所 2022年7月より現職 【加入団体等】 ・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター ・日本証券アナリスト協会検定会員
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