2020年04月14日

日本株式は上値が重い展開が続く可能性

金融研究部 主任研究員 前山 裕亮

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■要旨
 
  • 日本株式は2月下旬から大きく下落したが、足元、やや持ち直してきている。
     
  • ただ、日本株式は足元でPBRが1倍の水準にあるが、企業業績の先行きを考えると、PBRが切りあがっていく展開を望みにくいため、しばらくは上値が重い展開が続く可能性が高い。
     
  • 足元、株価が持ち直してきた段階で日本株式を売却している投資家もいる様子である。戻り待ちの投資家も多く、株価が一段高になると一斉に売却することも考えられ、需給面からも上値が重いと思われる。

■目次

1――急落した日本株式
2――上値が重い展開が続く可能性
3――足元、売りに回る投資家も
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金融研究部   主任研究員

前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和総研入社
    2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
    2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
    2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
    2022年7月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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