2019年10月25日

今年はインフルエンザの流行が早い可能性

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

今年もインフルエンザが流行する季節となった。今シーズンは、9月の半ばに一時期患者数が増えた。その後、患者数は落ち着いたものの、例年と比べると患者数は多い。地域によっては、例年より早い流行が懸念される。こういった状況を鑑み、厚生労働省では、今年はワクチンメーカー等に供給の前倒しや、医療機関に必要分の購入を依頼している。

本稿では、今シーズンのインフルエンザの状況を紹介する。

■目次

1――地域によっては、例年より流行が早い可能性
2――ウイルスの種類と抗原性の変化
3――ワクチンの供給量は2016年以降もっとも多い
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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