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- 伸び悩むキャッシュ・フロー~日本株式の重石になる可能性も~
2017年11月21日
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■要旨
■目次
1――リーマン・ショック前の高値を一瞬、超えたTOPIX
2――キャッシュ・フローから見たら割高感が強かった
3――利益ほど伸びていないキャッシュ・フロー
4――最後に
- 9月中旬から右肩上がりに上昇してきた日本株式ですが、11月8日に高値をつけた後は調整しました。
- 株価が調整した要因の一つとして、キャッシュ・フローから見た割高感が影響していると考えています。
- 近年、業績は堅調でも設備投資などへは慎重なため、減価償却費負担があまり増えていません。そのため、利益に比べてキャッシュ・フローの拡大スピードが緩やかな傾向があります。
- 来年度に向けてかなり楽観的な株価予想も見受けられます。ただ、キャッシュ・フローの拡大速度からは、そこまで過度に楽観視出来る状況ではないのではないでしょうか。
■目次
1――リーマン・ショック前の高値を一瞬、超えたTOPIX
2――キャッシュ・フローから見たら割高感が強かった
3――利益ほど伸びていないキャッシュ・フロー
4――最後に
(2017年11月21日「基礎研レター」)

03-3512-1785
経歴
- 【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)
前山 裕亮のレポート
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