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レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)の活用状況
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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NDB(National Database)とは、医療機関を受診した際に、医療機関から保険者に対して発行されるレセプト(診療報酬明細書)と、40歳以上を対象に行われている特定健診・保健指導の結果からなるデータベースである。
NDBに集積されている個人の健診結果や治療歴はセンシティブな情報であるが、健康増進や医療費の適正化のために有益な情報を含んでいることから、プライバシーを守った上で有効に活用する方法が検討されている。
本稿では、NDBの活用に向けた最近の動向として、2016年に公表されたNDBオープンデータと、2015年度から運用が開始されたNDBオンサイトリサーチセンターについて紹介する。
■目次
1――医療介護分野におけるICT化推進によってNDBの活用が進みつつある
2――NDBの活用状況の現状
1|NDBオープンデータ(NDB白書)の公表
2|オンサイトリサーチセンター設置
3――疾病情報の一元管理と疾病分析に向けた新たなプラットフォームの構築
(2017年03月08日「基礎研レター」)
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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